カジノでは多額の賭け金を使ってくれるお客のこの事を、「ハイローラー」と呼び、カジノでの飲食代や併設している宿泊費などが無料になったりします。
「ハイローラー」、大王製紙よりエグいカジノの最強男前伝説
カジノ関連法案が秋の臨時国会でも提出のタイミング待ちともなっている現在、新たにシーガイヤへの誘致を働きかける宮崎県議の議員連盟が発足するなど動きが出ている。各地が誘致に向けてなぜ、ここまで前のめりになるのか。
実はカジノ業界の超大口顧客、いわゆる「ハイローラー」は80%がアジアに集中するのだという。
カジノ企業の決算をも左右するほどの存在である世界の3強を紹介する。
まず、大王製紙をめぐる特別背任事件は、一昨年に発覚した時は大きな衝撃を与えた。
その総額は100億円。大王製紙の井川意高前会長は実は、カジノ会社の売上高の2%も貢献したというのだ。
ラスベガス・サンズの四半期決算の売上高446億円のうち、8億5000万円は井川前会長が負けて請求された金だ。
まず、それくらいの影響力があるということ。
まずハイローラーには厳密には、カジノでの使用金額が1晩で●●ドル以上などという特に決まりはない。
ホテル側が認定するかどうかで、何から何まで至れりつくせりで、金払いも後払いになるという。
世界はスケールが大きいが、その数は150~500人くらいとも言われる。
ハイローラー史上において、最も豪傑な3強は次のとおりだ。
◆ケリー・パッカー
父がラグビーの豪代表チームの主治医だったこともあり、ラグビーなどあらゆるスポーツを嗜んだ。
クリケットの世界では現在でも影響力を持つ。
豪ではTV、新聞などメディア界では有名な大富豪だ。
伝説は数々あれど、ロンドンのカジノに3週間ほど入り浸り、2800万豪ドル(約25億円)負けた。
その一方で、米MGMでは、3300万豪ドル(約30億円)勝っている。
カジノ歴は40年、ウエイトレスへのチップだけで日本円にして数億円になるのではないか、と言われている。
そうしたキップの良さは当然モテモテにつながるわけで、モデルたちとの数々の不倫を重ねたこともでも知られる。
ただ、心臓発作に8回もかかり、68歳の生涯を閉じている。
◆アドナン・カショギ
王族ではないが、父がサウジアラビアのサウード国王の主治医だったことで関係はかなり深い。
武器商人としても知られ、故ダイアナ皇太子妃の恋人だったドディ・アルファイド氏は甥にあたる。
無類のカジノ好きで、カジノに入り浸り。
ヒルトンインターナショナルの売上業績を10%以上も下げさせたこともあると言われる伝説を持つ。
英雄色を好むの格言のご多分に漏れず、年間で売春婦に50万ドル使ったことも。
しかし、しっぺ返しとして離婚で8億7400万ドルを妻に支払うことに。
◆スルタン
ブルネイ国王で、7000台の高級車コレクションを持つ、世界一の自動車コレクターとしても知られる。
世界で最も裕福な王室メンバーの一人であり、400億ドル(約4兆円)の資産を持つ。
ラスベガスのカジノで、すべてのルーレットのテーブルに25万ドルのチップを配置したエピソードでも知られる。
【2013年9月6日 ゆかしメディア】
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