オーストラリアのカジノおよび統合型リゾート事業者は、国内で急速に拡大している新型コロナウイルスの影響に悩まされている。
ボンダイ・クラスターは、シドニーの有名なビーチサイド郊外のボンダイに由来し、6月28日(月)の時点で新規感染者数は100人をはるかに超えていた。また、ここ数日ではクイーンズランド州、ビクトリア州、西オーストラリア州、ノーザンテリトリー州でも新たに患者が発生し、州境を越えて拡大している。
先週25日(金)、ザ・スター・シドニーは、同国で最も人口の多い都市がロックダウンされたことを受け、最低7日間の営業停止を発表。停止期間はのちに2週間に延長されることとなった。
規制やロックダウンは他の地域にも広がっている。ダーウィンでは新規感染者が8人発生したため、少なくとも7月2日(金)までロックダウンされることになった。アメリカのゲーミング&ホスピタリティー企業であるデラウェア・ノースが所有・運営するミンディルビーチ・カジノリゾートは、ロックダウン期間中も営業停止を継続すると発表した。
28日(月)の夜、西オーストラリア州は新規感染者が3人発生したため、パースとピール地域で4日間のロックダウンに入ると発表。クラウン・リゾーツは先週末から3日間、ゲーミングの営業を停止していたが、今回、少なくとも7月2日(金)深夜まで、営業停止期間を延長することになった。
クイーンズランド州では、スター・エンターテイメント・グループが運営するザ・スター・ゴールドコーストとトレジャリー・ブリスベンが営業を続けているが、屋内では4平方メートルあたり1人とする収容人数の制限、マスク着用の義務化、客は着座での飲食など、新たな規制が課せられている。
クラウン・リゾーツは28日(月)、シドニーのロックダウンに伴い、クラウン・シドニーのすべての飲食および会議施設を閉鎖したと発表。一方で、先日にメルボルンで新規感染者が発生し、厳しい規制を受けていたクラウン・メルボルンでは、その規制が緩和された。
現在の状況では、クラウンの屋内の収容人数は300人(ゲスト)に制限されており、ゲーミング機は1.5メートル間隔で設置し、1台おきに利用不可としなければならず、テーブルゲームも1.5メートル間隔で設置しなければならない。
「クラウン・メルボルンのホテル、レストラン、バーは営業しており、ビクトリア州政府の指示に従って営業を続けている」と同社は述べた。
オーストラリアでは、28日(月)に新たに23人の新規感染者が発生し、そのうち18人はシドニーで発生している。
【IAG Japan】
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